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 人付き合い

  • Jul292004
  • Author: Vulcan
  • Categories: 駄文

人を好きになるということは非常に難しいことです。

まず、会ったこともない人、会って間もない人というのは、好きなところもなく、嫌いなところもなく、なんとなく好き、なんとなく嫌いという程度であって基本的にニュートラルでしょう。

人付き合いを重ねていくと、好きなところも見えてくるし、嫌いなところも見えてきます。嫌いなところばっかりであれば、もうその人そのものが嫌いということになります。

ところが、好きなところばっかりということは極めて稀というか、ありえる話ではなく、好きなところも嫌いなところも両方存在し、どっちかというと好きとか、今は好きな部分の方がよく見えるというのが実情でしょう。

そして、その人のことを知れば知るほど、長く付き合えば付き合うほど、好きな部分も嫌いな部分も、どちらもより鮮明に見えてきます。あるいは、好きだった部分も時の移り変わりや心理状態の変化などによって嫌いになったり(逆はあまり無さそうですが)、嫌いな部分に対する嫌悪感がどうにも我慢できないほどに膨れ上がったりします。

自分の好きな人(恋人、妻、孫等)には自分のことを100%好きになってもらいたいと盲目的になる場合がありますが、そのようなことは現実世界ではありえません。仮に相手のことを100%好きだと思っている自分に気がついたら、少し注意して観察する必要があります(相手は演技をしているのかもしれません)。

また、長い付き合いは我慢できない、目に付く部分を指摘するようになることがあります。多くの場合こうした指摘は失敗に終わります。そうした指摘事項は相手の気にしている部分でもある可能性が高いし、正義の押し売りと受け取られる可能性も高いです。

ましな方法としては自ら実践して示すことですが、これも効果がある場合とない場合とがあります。人は変わるが、変わらない部分も多い。最善の策、万能薬というものはなく、相手を受け入れること、相手と喜びや悲しみを分かち合い、嗜好、考え方、物事の捉え方、価値観を長い年月をかけて同じくしていくことが近道なのかもしれません。

しかし、親子や兄弟、夫婦といえどもそれほどまでして長い付き合いを維持する必要があるのか、維持する価値があるのかという問題も存在するわけで、やはり難しい問題です。

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