子宝どっとこむ

 

 社労士が不合格となって本当に良かった

  • Jan052005
  • Author: Vulcan
  • Categories: 駄文

11月16日の日記で社労士が惜しくも不合格(選択問題は科目別・総合点とも合格水準越え、択一問題は科目別では合格水準越えだが総合点で合格水準を下回った)だったが、そのお陰で『合格講義実況本』(2冊構成で1000ページ強)という良質な参考書に年末に出会うことができた。

この本は講義形式で読みやすく、まさに流れるように知識が整理されて蓄積されていくことが実感できる。しかし、細かい点や過去問については一切触れておらず(『問題対策』という別冊で問題の取り組み方として一部取り扱っているが)、試験対策としてはこれらだけでは不十分である。

しかし、この不十分さの割り切り方がとてもよい。とはいえ総ページ数から推し測れるように、こだわるところ(受験生泣かせな難しいところ)については徹底的に深く掘り下げて知識の定着を図っており、強弱のつけ方が非常に優れている。また、良く練られた講義形式で構成も良い(同じことか)。

しかし他の本での勉強を経ずに、いきなり最初からこの本で勉強を始めていたとしたらどうだったろうかとふと考えると、おそらくあまりのテンポのよさにページは進むが何も頭に入って(残って)いないという状況に陥るのではないかと思う。

読み物としての面白さだけで終始してしまう危険を孕んでいるともいえる。そういう意味で、2度の受験を経て、それなりに用語についての基礎知識を持ち、あとは整理して記憶を定着させるだけ、という段階で、この本に出合えたことは非常に素晴らしいことだと思った。

知識が十分あると、これまでの知識がものすごいスピードで頭を駆け巡り、(ふむふむ、なるほど)と、どんどん読み進んでいく。ところどころ(ん?ちょっとまてよ)と読み返すところがあって、これが知識の定着にとても役立つ。何しろものすごいスピードでものすごい量の知識が頭を駆け巡るので、忘れる前に関連のある知識が頭を駆け巡り、両者が結びつくことで更に知識が定着するのだ。シャワーのように浴びることで知識の習得を加速させるわけだが、それを受け入れるだけの基礎体力が備わっていたということが非常に大きく、本当に不合格になって良かった。

重箱の隅をつつくところまでてんこ盛りの通常の参考書の場合、どうしても読み進めるスピードが低下してしまうので、知識と知識が結びつく前に前の知識が記憶の底の方に下りていってしまっており、(えーっと、確か前に覚えたところと関連があるというか、関連付けて覚えるといいんだけど、どこだったかなぁ)と非常に手間取って結局結びつかなかったり、比較一覧表になってあまりにも関連付け・整理がなされすぎて逆に覚えきれないというケースが多い。

おそらく、昨年ぎりぎり合格ラインを超えていたとしたら、自分は社労士で開業しようなどとは端から思っていないのであまりそれ以上の勉強はしなかっただろう。せいぜい法改正に関する知識を毎年更新していくだけだったと思う。ところが運良く不合格となったので、更に体系的に知識を吸収することができる機会を得た。今年の8月まで半年強、これまでの知識を整理して記憶に定着させることが出来れば、実務に役立つことこの上ないし、極めてプロに近い水準に達することと思う。『知識に裏打ちされた自信が醸し出すオーラ』を社労士分野においても発することが出来る日も間近だと思う。

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