子宝どっとこむ

 

 子供は繰り返しから

「子供は繰り返しに飽きるようになったら成長が止まる」というようなことをNamePが言っていましたが、本当にそうだなぁと思います。

「もう一回みたい」「もう一回やって」「もう一回!」が子供の口癖ですが、親にとっては『今見たばかりじゃん』『えー、まだやんの?』『さっき、もう一回だけって約束したろ』という気持ちになりがちです。また、一度親が大受けすると、何度も繰り返して反応を喜ぶというのもよくありますよね。

しかし、この『繰り返しができる時期』というのはとても大切なんだろうと思います。2、3回やったら飽きてしまうようでは、なかなか知識も吸収できませんし、最初の数回では気がつかなかったことに気がついたり、十分記憶した上で更に繰り返すことで見方や、感じ方、考え方などに幅ができたりするものです。ですから、なるべく子供の繰り返しには付き合ってあげたいと思っています(言うは易しですが)。

『なぜ、繰り返しができるのか』を考えたとき、『時間』がキーワードなのかもしれません。

子供は成長とともに時間の概念を理解していきます。2歳ぐらいのころは昨日あったことと先月あったこととの区別がついていませんでしたし、一週間の概念も無かったようです。朝、昼、夜の概念はあったと思いますが、1日が24時間であることや、明日とか来週とか未来に関する概念も、当然理解の範囲を超えます。

何が言いたいのかというと、子供にとっては、『今』という瞬間と記憶しかなく、記憶は『さっき』も『随分昔』もないということです。つまり、時間軸が無いわけで、『今見たばかり』『さっきやった』『何回目』というのは通用しないのでしょう。『楽しい記憶』は何度も経験したがりますし、『嫌な記憶』はいつまでも新鮮に記憶しています。

子供がこういう世界で暮らしているのであれば、親の我々はそれに合わせてあげる必要があるのかもしれません。親のルールに子供を合わせるか、子供のルールに親が合わすか、難しい問題ですが、子供の持つ『時間軸の無さ』が成長の原動力であるとすれば、子供を伸ばしたい親なら子供のルールに合わせるべきでしょう。

親が子供のルールを尊重するよう心掛ければ、子供も親のルール(電車やバスなどの公共交通機関での行儀)を尊重してくれるのかもしれません。大人同士であれば、お互いのルールを尊重することが人間関係を良くするのが当たり前だと分かっているわけですから、大人と子供の間でも同じように当てはめられないのはおかしな話です。

ということで、しまりのない文章になってしまいましたが、子供が繰り返しを求めるときは、親のルールを適用せず、子供のルールで考えましょう。

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