子宝どっとこむ

 

 ピース数を増やしていく過程

私自身はたまたま小さい頃からパズルを作るのが好きで得意だったので、うまく作れない人の気持ちがあまりわかりません。ただ、見ていると「そういう時はこうして探せばいいんじゃないのかなぁ?」と思うときがあるので、それが「パズルを早く作るコツ」なのだな~と気付きました。

bianはたまたま集中力と推理力が高い人だったようで、ジグソーパズルに向いていると見て挑戦させました。その結果、まもなく4歳という年齢ながら300Pに取り組んでいる次第です。
ということで、今回は「ここまでの彼女の成長」を簡単に説明します。(懐かしいなぁ♪^_^)

もちろん最初は「はめこみパズル」といったレベルからでした。屋根に△や□の穴が6個空いている小屋の中に△や□の面を持ったブロックが6個入っていて、出してはスポンと入れていくおもちゃ・・・原点はそこだった気がします。1歳半くらいで渡したら最初は全然入れられなかったけど、3日目には6個ともカタンカタン入れるので、「結構覚えるのが早かったなぁ」と思いました。

その後は「型から抜いたキャラクターの形を、10個くらい出しては元に戻す」といったはめこみに進み、ついにお友達のお家で「ボード型枠に乗ったピクチュアパズル52P」に出会ってしまったのです。それを借りて帰るくらいに気に入った様子だったし、1ヶ月借りている間に独力で作り上げるまでに成長したので63Pを買い、1ヶ月後にまた独力で完成させるまでに成長したので、ついに2歳半で108Pに進んだという経歴を持っています。

ただ、もちろん彼女の才能(集中力と推理力)も必要だったとは思いますが、私の忍耐力とアシスト能力が最も必須だったのではないか?とも近頃思っています。
ということで、次はここまでのbianに対する「私のアシストの方法」をご紹介します。

ピクチュアパズル時代は、毎日3回でもbianが「やりたい!」と言えば一緒に作っていました。最初はどれがどこに入るかを探す前段階で、パラリと出したピースを裏返すことすら時間がかかっていたし、1つ引っくり返してはそれを入れる場所を探していたので、「まずは、ぜーんぶ引っくり返して絵が見えるようにしようね」と教え、それから「できれば端っこ・・・この凸凹の無いトコ(「まっすぐ」「直線」という言葉が判れば早い?)を持つピースを探して、それを端っこに置くと早く作れるんだよ」とアドバイスしました。
ちなみに、現在でもたまにbianは手に取ったピースをはめようとしたり、端っこを無視したりしますが、この二つはピース数が多くなればなるほど基本の技術だと思っていますので、今でも毎回bianに「え~っと、全部ひっくり返して・・・端っこから繋げて行かない?」と伝えます。

あとは、「ねぇ、コレはどこなのかな~」とbianが聞いてきても、スグに「あぁ、ここだよ」とは言いませんでした。これは「絶対にスグには教えない、絶対に言わない言葉」として守り通してします。

ではどう応答するのかというと。

1回目は「う~ん、どこだろうね・・・ピースをよ~く見てね」と言います。
bianはもう一度ピースをグルグル回したり、ボード面にある形を眺めたりして探します。

しばらく探す様子を見ていて「ねぇ、母ちゃん教えて~」と頭をかきながら2回目を言われると、「うん、ちょっと難しいみたいだね・・・でもさ、ほら、ここにチラッとなんかが見えてるんじゃない?形より先に絵をよく見てね」と教えると、ジーッとピースの絵を見て、そこに隠れているヒントを読み取ることに集中してくれました。(多分大半は形だけで入れているのでしょう・・・信じられないけれど!>_<)

それがもし今置けているピースと繋がらないようだと私が判断して、更に彼女がボードにある形だけを見てもハメられないようだったら、「わかんなーい!これどこー?!(半泣)」となります。(笑)
そうきたら、「じゃぁさ・・・それは後にしてみたら?他にもっと探しやすいピースがあるよ。それを後にしたらもしかしてすごく簡単に探せるかもしれないんじゃない?」と言って、違うピース(できれば端っこやスグに判りそうな絵が見えるピース)を持たせました。

この「一緒に作っている時」の基本は「言葉かけに注意」です。

「あれ、こんな簡単なのが判らないの?」とか「ちゃんと見て?ここに決まってるじゃない」とか、子供のプライドを傷つけるような言葉を使わない、さらに「ここだよ」とスグに教えてしまって子供自身が作り上げたという感覚を台無しにするような行動や、「いっしょにやろうよ」と誘われたことで本気になって大人が全力で大半を作ってしまうなど・・・子供にとってはちっとも楽しくないような「パズルという遊び」にしてしまうと、その子は「もっとやりたい」「もう1回作りたい」と思わなくなることでしょう。

bianと私がパズルを作るときは、何ピースであったにせよ、20回目くらいまでは大半私が作っていたようなモノでした。彼女は出来るところだけを自力で作っている間に、少し難しそうな部分(背景や無地など)をササッと作ってしまい、一緒に作れそうなところをあーだこーだ言いながらも「bianが作っている気分」にさせて、実質私のアドバイスなしでは1個も作れない状態だったにせよ、bianは「出来たね!楽しかったね!」となるのを見て、「すごいな~、bianはやっぱり天才だよね!だってココ全部1人で作ったでしょ?!こないだまで全然作れなかったのにね~!」と喜び、完成した絵を2人で眺めつつ、「ふ~ぅ、いい汗かいたぜ・・・」と私は内心思っていたのです。(笑)

徐々に子供が自力で作れる部分が多くなってくると、私がササッと作っていた部分もわざとゆっくり悩みながら「う~ん、これはどこかな~」などと困って見せるようにしました。世話好きのbianの性格からして、口出し手出ししたくなるのを待ち、彼女がチラッと見ては「あ、ここじゃない?ほら、だって葉っぱの形が一緒でしょ?」とか「黒いところがつながりそうだもん」などと、”なぜココだと判断したのか”を彼女が伝えてくれることに満足しながら「なるほどね~、うんうん、確かに・・・ホントだ!入ったよ~アリガトウ♪」と大げさに喜んで見せると「うん、簡単だよ~そんなの」などと調子に乗りながら次々と”今までbianが作っていなかった部分”に手出ししてくれるようになり、終いには全部が1人で作れるようになる、というレベル上げ段階を追ってきました。

あとは、徐々に少ないピース数から独力で仕上げることが出来るようになってきた頃には、「見てるだけで何も手伝わない」とか「口出しもしない」とか・・・”出来るようで結構難しい親の努力”も必要ですよ?(つい口と手が出てしまいそうになるところを、見守るだけで2~30分・・・キツいです!笑)

要するに、「親の芝居具合」が肝要なのでしょうね・・・(笑)
出来ることも「出来ないな~」ととぼける、判ることも「う~ん、一緒に考えてくれない?」と誘う、疲れて勘弁して欲しくても「そうだね、じゃぁもう1回だけしよっか♪」と顔が引きつっていても付き合う・・・それらと共に初めて子供が「パズルは楽しい」「もっと作りたい」と思うのです。多分、幼いながらも「親と楽しい時間が共有できる」「これが完成したら共に喜び合える」という満足感が求められている、という話なのです。

あなたは自分のお子さんに「パズルを使って集中力や推察力を高めて欲しいし、達成感を味あわせてあげたい」と思っていますよね?それなら、子供も頑張る分、親も倍以上頑張らないと、「やらされる勉強」みたいなパズルでは続きません。

まずは「子供が作り上げたい絵を選ぶこと」、そして「妥当なピース数を選ぶこと」、「何度でも繰り返して付き合うこと」、「成長に見合ってピース数を上げること」、「出来たら一緒に喜ぶ、難しそうだったら一緒に悩む」という協調を大切にして、その遊び自体に時間をかけることが先決です。

どうですか?あなたは一緒に楽しんで作れそうでしょうか?
子供は自分で完成した瞬間、とーっても喜びますよ♪その顔を楽しみにして努力してみませんか?

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