子宝どっとこむ

 

 データベースを設計するということ

  • Sep072005
  • Author: Vulcan
  • Categories: 駄文

データベースを設計するということは、小さな世界を構築することに似ていると私は思っています。

その世界を定義し、訪れる人種、訪れた目的を想定し、世界に秩序を与え、自己完結的に永続させようとします。つまり、ある意味で神になった気分になれるわけですが、しかし、自分の技量不足のため、不細工で、不安定な世界が出来上がってしまいます。

いい世の中を作りたい、という思いで、新たに世界を構築しなおそうと、データベースの設計方法、インターフェイスの設計方法、データアクセス方法などを学びなおし、あれこれと模索するときは、非常に高揚しており楽しいのですが、しかしながら、多くの場合、いろいろ調べていくうちに、疑問の数が等比級数的に増えてしまって収拾がつかなくなってしまいます。

そんなわけで、経験上『いいデータベースを抜本的に作り直そう』などという目標がうまくいくことはないのですが、しかし、志が高くなければ成長も小さいわけで、目下、次の飛躍のためにあれこれと調べ物をしている次第です。

まあ、しかし、データベースとひとことで言っても本当に様々ですね。そして、万能なデータベースはない。適材適所が慣用ですが、そのためにはいろいろ知識が要る。となると膨大な未開拓領域を前にして、未熟な自分がほとほと嫌になってきます。

救いは、どこまでやるかは目的次第だということです。そして、目的は自分で決められるということです。相手があったり、クライアントがある場合もあるでしょうが、自分が関与することで、目的を誘導することもできないわけではありません。

仮に、目的によって未開拓領域を開拓する必要が生じた場合、これも、目的達成という命題のため、普段では考えられない力が発揮されるのも経験上明らかです。

逆に言うと、目的を明確にしないで開発に着手するのは危険です。しかし、目的を定める前に、あえて目的をあいまいにして、あれこれと可能性を探る期間を設けるというのも、大きな飛躍につながったり、思いがけない裏技を思いついたりするわけです。

データベースの設計は、特にそれがRDB(リレーショナルデータベース)である場合、後戻りはなかなか難しい、ということを肝に銘じて、じっくり取り組みたいものです。

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