子宝どっとこむ

 

 投稿画面の『タグ』の利用

MovableType3.32へアップグレードして、一番最初に気になったのが、投稿画面における『タグ』という文字の存在です。「タグって...タグのこと?」という不思議な気持ちになったのは何も私一人ではないでしょう。

色々調べてみた結果、『タグ』という用語が少し混乱を招く存在のような気がします。少なくとも短期的な視点では。

簡単に言ってしまえば、ここで用いられている『タグ』とはキーワードのことです。しかし、そうすると『タグ』の上に存在する『キーワード』とかぶってしまいます。従来のキーワードが主にロボット検索にヒットさせることを主眼においていたのに対し、『タグ』は人間が検索しやすいように発展させられたキーワードといえ、『タグ』を使うことで、本でいう索引が簡単に作れます。

したがって、用語としては、『索引キーワード』とか『インデックス・キーワード』といった形で従来の用語との区別を狙った方がなじみやすいような気もするのですが、結局、『キーワード』と『タグ』がロボットを相手にするか、人間を相手にするかという違いが浮き彫りになっているわけなので、従来の『キーワード』を『ロボット・キーワード』と呼び直し、『タグ』を『ヒューマン・キーワード』とした方がいいのかもしれません。

ところが、『タグ』は、確かにより人間の感性(期待)に近い『キーワード』の性質を有しているのですが、それで止まらない可能性を秘めていると思います。したがって、『索引』だけが目的にならない、新たな用法が考えられるのではないでしょうか(既に考えられているかもしれません)。

となると、『キーワード』という用語は、固定観念を打破する障害になりますので、あえて『タグ』という用語を用いたと言えなくもありません。しかし、従来の『タグ』の概念との衝突がありますので、私的には『ネオ・キーワード』あたりになってくれれば、固定観念を打破するに十分な力強さも備わるし、理解しやすいと思ったりします。

まあ、『ネオ』という用語を安易に使ってしまうと、次の変革のときに『ウルトラ・ネオ・キーワード』になってしまい、更に変革を遂げたら、『ハイパー・ウルトラ・ネオ・キーワード(HUNK)』とかになって、『ハンク』とか言われて訳が分からなくなってしまうでしょうから、安易に『ネオ』という用語を使わなかったのは、長い目で見て正解だったのかもしれません。

随分と御託を並べてしまいました。『タグ』の利用について、少しだけ触れておきます。

『タグ』を理解するには従来の概念と比較するのが一番です。

『タグ』と『キーワード』との比較に関しては、上記でも簡単に述べているように、『タグ』を利用した索引を楽に提供するというものの他に、『タグ』で設定したキーワードが入っているエントリーが何個存在するのかという統計的な情報も提供してくれるようです。そういうわけで、繰り返しになりますが、活用の余地が増えたというのが実体でしょう。

『タグ』と『カテゴリ』の比較では、『カテゴリ』がトップダウンであるのに対して、『タグ』はボトムアップです。つまり、『カテゴリ』は綿密な計画の下に行なわれないと収拾がつかなくなり、無意味なものに成り下がりますが、『タグ』は行き当たりばったりでやっていてもうまくまとめてくれる可能性を秘めています。つまり、『カテゴリ』が硬直的なのに対して、『タグ』は柔軟であり、21世紀型と言えるかもしれません。

この結果、例えば、当初ボリュームの少なさから『育児』というカテゴリで発進したけれども、だんだんボリュームが増えてきて、子供別に記事を一覧したくなったときに、『タグ』が埋め込まれていれば、簡単に子供別にフィルターをかけることができます。

逆に、当初から、綿密に計画し、恐らく投稿が増えるにしたがってカテゴリの細分化ニーズが発生するであろうから、当初からカテゴリを細かく分けるという手法をとっていた場合、やってみたところ、思っていたほどボリュームが増えず、寂しいカテゴリが生まれてしまい、処分したくなるときがあるものです。こういった先の心配を軽減させる安心感を『タグ』は有しているともいえるでしょう。

また、子供と地域のプラレールイベントに行った場合など、『育児』カテゴリにかかわることだけれども、『趣味』カテゴリのプラレールにもかかわり、また『地域』のカテゴリでもあるという具合に、カテゴリ体系が複雑になります。従来から、『サブカテゴリ』の設定は可能であったため、この不満を解消することはできないことはなかったわけですが、あまりやりすぎると、複雑すぎてカテゴリの意味がなくなってしまいます。やはり、こういう複数の視点から区分する場合は索引的な使い方が便利でしょう。

タグに関する詳しい解説は、『小粋空間』及び『Movable Type テンプレート 無料配布』に譲ります。

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