子宝どっとこむ

 

 転職・転居・マンション売却について(5)

先日、秋葉原のソフマップに買い物に行きました。そのときの出来事です。

まもなく名古屋に行くため、ソフマップに来ることも少なくなると思い、ソフマップのポイントが残っているようなら使い切ってしまおうと思い、3500円ほどの買い物をしました。

「ポイントが残っているようならポイントを使います」と申し出てカードを出すと、116ポイント残っていました。

(ありゃ、そんなに少なかったのか)と思いながら残金を支払おうとすると、店員が、ソフマップカードをクレジットカードに切り替えることを勧めてくれました。年会費無料で、入会と同時に1000円のギフトカードがもらえて、今すぐ使えるからお得だというのです。

カードが一枚増えて、住所変更手続きが面倒だと思いながらも、確かに得だと思ったのでお願いすることにしたのですが、申込用紙に勤務先を書かなければならないことが判明しました(当たり前だけど)。

「勤務先」というキーワードにしばし固まってしまった私、そして、無職と書くわけにも行かないから、前勤務先について書こうか、1月からの新勤務先について書くべきか、(そらで住所と電話番号が書けるのは前勤務先だしなー)(正確に言えば無職と書くべきだな、正確に言わなくとも無職だけど)などと思い迷いながら前勤務先を書いたぎこちなさを看破したのか、店員が急速にしどろもどろになりました。

暗証番号にシールを貼る店員の手が震えているのに気がつき、観察していると、レジうちを間違えたり、レシートの店の控えの方を渡そうとしたり、明らかに動揺している様子です。彼の心理状態を推測してみました。

・大体、僅か116ポイントを使おうというところからして怪しかったんだよ。

・平日の真昼間にいい年したおっさんがソフマップに買い物に来るなんて怪しすぎる。

・勤務先を書くとき、間違いなく手が止まった。無職に違いない。

・顔の怖そうなおっさんだから怒らせないようにしないと。

「キャッシング機能はつけられますが不要なようでしたら無しに丸をつけてください。」「審査の際、勤務先に連絡が行くかもしれませんが大丈夫でしょうか」「万一審査で落ちた場合、1000円のギフトカードの返金手続きが必要になります」等、非常にこまごまと説明をした後、「何かご不明な点や申し出ておきたい点はありますでしょうか」。

(完全にこいつ怪しんでいるな)と思いながらも、今更「無職なんです」とは言いづらく、「いえ、特にありません」と応えてしまいました。

その後、2時間ほど秋葉原を歩きながら、本件が気になり、よく考えると前勤務先は12月中旬に本社移転をしたため、電話番号が変わっていることに気がつきました。となると、ますます怪しまれること間違いなく、僅か1000円のことで気をもむことが馬鹿馬鹿しくなったため、再度ソフマップに訪れ、クレジットカードの申込をキャンセルさせて欲しい旨申し出ることにしました。

幸い、ソフマップに行くと、さっきの店員は交代時間が来たようで、研修期間中の人のよさそうなお兄さんに代わっていました。事情を説明したところ、よく理解してくれ、まだ、申込審査も始まっていなかったため、1000円と引き換えに申込書を返してくれました。

転職期間中はおとなしくしていなければならないと改めて思いました。

 転職・転居・マンション売却について(4)

昨日、ようやくにして意中の会社から内定が出ました。

これまで、ほぼ確状態が続いており、先週の週初には内定が出るものと思っていただけに、社長決裁が得られていない状態のまま予定よりも一週間過ぎたことに多少ならずとも不安を覚えておりましたし、万が一大どんでん返しがあったらどうしようかと思っていました。

遅れている理由は社長の海外出張からの帰国待ちと聞いてはいたものの、この一週間の間に、マンション売却の手続きを進め、チラシが街中にくばられましたので、家内の友人からは家内に驚きの声が届いておりましたし、娘も小学校で転校予定であることを告げており、「今更引っ越さなくなったら困る」と言われていました。

何より、万一内定が出なかった場合、再度転職活動を行わなければならず、既に11月末で退職した身となると、現職での転職活動より不利になりますし、数ヶ月も無職のまま転職活動をしていたら食べていけなくなるため、アルバイトでもしながら転職活動を行う羽目になったかもしれません。

そうは言っても待つしかなく、必勝を期して千羽鶴を折ることにしました。一人黙々と折り続け、500羽を折り切ったところでようやく内定の通知が届いたわけです。鶴を折ると無心になるというか、鶴作りに熱中するため余計なことをあれこれ悩まずに済むのですが、人事担当の方に鶴を折り続けながら首を長くして待っていた旨お伝えしたところ、「千羽鶴の数が増すにつれ、ご不安が募ったのではないかと思います。申し訳ございません。」と気遣ってくださりました。

 転職・転居・マンション売却について(3)

今回の転職活動を通じて、面接を行った会社は3社で済みました。しかも残り2社についても、1社は初回面接後当方からお断りし、もう1社は、一次面接後、連絡を待っている間に就職活動が終わってしまい、都合4回の面接で完了しました。昨年の転職活動の際は、10社以上、回数にして20回以上面接に望んだことを考えると、これは奇跡的と言ってよいのではないかと思います。

しかも、昨年の転職の際は20社以上のエージェントからのコンタクトを維持しながら転職活動を進めており、非常に疲れましたが、今年は6社のエージェントとのコンタクトで済ますことができました。

昨年は転職の心構えができていなかったため、来る者拒まずで臨みましたし、「とりあえず受けてみては」というエージェントの提案を安易に受け入れていたのですが、今年は心構えが十分にできていましたので、エージェントも厳選し、「これは!」という案件以外には見向きもしませんでしたし、意中の案件が進んでいるなかで、別のエージェントから有力案件の紹介を受けても、ペンディングにし続けられたことが大きかったと思います。

大学入試ではないので滑り止めに受けておくというのは、相手にとって失礼極まりないですし、またそうした姿勢は、意中の会社に対しても腰が定まっていないと映って成功確率を下げるだろうと思い、自重したわけです。

そんなわけで、全身全霊を傾けて選択した会社であり、必勝を期した立ち回りを行いましたので、間違いのない会社であると確信しています。何より気に入ったのは、技術力があること、IRの姿勢が非常に公明正大であること、IR資料が非常に充実しており、優れた自社分析能力に敬意を抱けることです。

勿論、人が集まる会社であり、人が行う会社である以上、問題はたくさんあるでしょうし、様々な困難が待ち受けていると思います。しかし、そうした問題や困難に出会っても、誇れる技術があり、敬意を抱ける人物がおり、経営姿勢に信頼が置ける会社であるならば、存分に働き、それらを解決していけると思いました。

 転職・転居・マンション売却について(2)

10月から本格的に企業選定に入ったわけですが、この際、親からも口をすっぱく忠告され、自らも肝に銘じていたことがあります。それは『縁を探し、縁に惑わされない』ことです。親は別の表現「人に惚れたとか、そういう馬鹿な判断基準で会社を決めるな」でしたが。

過去の転職や転職活動を振り返ると、自分が縁を求めて活動していたことが分かります。確かに、奇遇としか思えないような縁があったり、縁に導かれることは悪いことではないと思いますが、縁を探すという行為は、縁を見出して安心を得たいという弱い心の現われであり、その時点で目が曇っています。

縁というものは後で振り返って確かめるものであって、先に見つけて手繰っていくものではない、それは邪道だと思い至ったわけです。したがって、奇遇と思ったことがあっても、それを判断材料に含めなかったことが今回の転職活動の大きな特徴です。

また、もう一つ大きな特徴は、名古屋を視野に入れて活動した点です。

転職を考え始めた8月、生まれ育った名古屋の家(最近まで貸家にしていた)を親が売却することを検討していました。その際、名古屋に転職するなら賃料応相談で貸してあげてもいいと言われましたが、当時は名古屋で働く口が見つかるとは思えず、そもそも千葉のマンションを売るつもりなど毛頭無かったため、即座に断りました。

その後、「父さんたちが高松から戻って名古屋の家に住んだらいいのではないか」とか、「あの家は売って愛知県の田舎に住んだ方が子供(弟、妹)や孫が近くていいのではないか」とか、妹や家内などが意見するようになり、「それなら我々も愛知県に集結するのはどうだろう」と家内が提案するにいたりました。

初めに聞いたときは「とんでもない!」と思ったものでしたが、千葉にそれほどこだわる必要があるのかと思い直し、名古屋を意識することは悪いことではなさそうだと思うにいたりました。

とはいえ、実際には、東京で勤務しながら名古屋の転職先を見つけることは至難であり、名古屋の会社ならどこでもいいという考え方ではないため、夢に近いと思っていました。